一番安心できる融資は銀行の窓口で
どうしてもお金が必要になったとき、あなたなら誰に話を持ちかけて、そして頼るだろうか。
一時的な生活苦が理由で、ほんの少し生活費が払えないなどの、ごく少ない金額の話なら親兄弟や親戚でも工面出来て協力してくれるだろうが、それが、事業資金や子供の教育に関する資金などの大きい金額のものになってしまうと、身内だけでは用意するのは難しい話である。
そんなとき、早くお金が手に入るからと手軽な消費者金融に行くひともいるだろうけれど、こんなときこそ、いつも利用している銀行を頼ろう。
銀行というと、お堅いイメージがあり、融資を頼んでも、手続きに面倒な手間が掛かり審査も厳しくて融資に至るまでのハードルが高いというデメリットばかり思い浮かべてしまいがちだが、最近の銀行は昔よりも手軽なシステムになっているところもあるのである。
そもそも銀行とはお金を預かったり貸したりする機関で、預かったお金を企業や個人に貸し出し、それを繰り返すことで利益を得ている。そう、銀行とは預金するだけでなく融資することも業務のひとつなのだ。
上記でも書いてあるが、銀行で融資してもらうためにはさまざまな手続きを踏まなければならない。申込みは以前よりも便利になってインターネットでも出来るのだけれど、特別急いでいるわけでもないのならば、やはり銀行の窓口に足を運ぼう。
便利になった世の中で、あえてアナログな方法を選ぶこと、それはどうしてか。
例えば、顔も分からずお金が必要な理由も良く分からない相手に、あなたは大きなお金を貸すだろうかと問われたら、答えは「いいえ」だろう。銀行も同じなのだ。
銀行とは信用で成り立っているところ。まして、ひとが預けた大事なお金を運用している銀行にとっては、貸したものを返してもらえるのか分からない顔も見えないような相手にすんなりと大きなお金を貸せるはずがないのだ。融資までのハードルが高いというのは、こういった理由があるからなのである。真面目な銀行での融資は、自分の真面目さを示すことも大切なことのひとつだと覚えておこう。
厳しい審査を乗り越えて、いざ融資を受けることが出来れば、あとは自分の生活に見合った計画的な返済をしていくことが出来る。
現在では、銀行も保証人が必要なかったり、無担保でも大丈夫なローンがあったりするので、堅くて厳しいと決めつけず、気軽に窓口に相談してみれば解決の糸口を、銀行員が一緒に見つけてくれるはずである。
